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過ぎたるは猶及ばざるが如し 1 MEMBER:
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Forum Home > General Discussion > 実に面白い遣り方ですが
sugitaruPM
#1
実に面白い遣り方ですが
Nov 29, 2013 9:06 AM
sugitaru Founder - Joined: Jul 28, 2013
Posts: 186
実に面白い遣り方ですが、なおそれよりも奇妙なことを私はその辺の村夫子に聞きました。その時はそんな馬鹿げた事があるものかいい加減な事をいうて居るんだぐらいに思って居たですが、その後ラサ府でその事を聞いて見ますと誰も彼もやはり同じ事をいって居た。それは実に奇妙な量田法であってその遣り方はまずこういう訳です。一体田畑があればそれに政府から地租を課さねばならん。その地租を課するにもどれだけの大きさの田地ということが分らぬ。ところでちょっと前にも説明しましたようにチベット人には数学的観念というものは実に乏しい。いなほとんどないくらいであるから田地を正当の方法で量るということは到底出来ない。そこでヤク二疋に鋤を引っ張らしてその田地を鋤かして見るです。で半日掛るとこれがヤク二疋で鋤いて半日掛った田地の大きさというのでそれだけの租税が極まり、一日掛ると一日の田地ということで政府はそれを標準として税品を取り立てるのです。随分奇態な遣り方です。その他いろいろそのチベットの風俗あるいは僧侶の品行等の話を聞いて、それから五里ばかり池の端を通って向うへ出ますと溪の流れの合して居る所があってそこへその夜は泊ったです。十一月二十一日ごく狭い山の間の谷道に沿うて行くこと二里ばかりにして今度はまた大きな池に着いた。その池もやはり周囲五里ばかりのごく清潔な池でその名をナム・ツォ・ゴガという。その池の北岸を東南に進んでセンゲー・ルン(獅子溪)という溪の間を通って行きました。がその溪の両側の岩が妙な形をして居るのでチベット人はその岩の形の獅子に擬えそれで獅子溪 と命けたと思われるです。情報商材 レビュー