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過ぎたるは猶及ばざるが如し 1 MEMBER:
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Forum Home > General Discussion > 律師は、手ごたへがあるにはあつたが
sugitaruPM
#1
律師は、手ごたへがあるにはあつたが
Aug 12, 2013 12:18 PM
sugitaru Founder - Joined: Jul 28, 2013
Posts: 186
律師は、手ごたへがあるにはあつたが、はぐらかされたやうな氣がした。其よりも、高徳の人なればこそある奇蹟だのに、それを事もなげに、ざらにあるやうにとりあしらふ、此貴人の冒涜的な物言ひを咎める心で一ぱいになつてゐた。
此人は、自分、大師以上の人間だと思うて御座る。さうした生れついた門地の高さがさせる思ひあがりを、懲らしめたい心で燃えてゐた。

大師は、今に生きておはしますのです。屍から化してなる屍臘のたぐひと、一つに御考へになつたやうですが、
いや尤もだ。だが、おこるな/\。開山大師はもつと、人柄が大きいぞ。其にどこまでも知識を尊んだ人だ。内典の學問ばかりか、外典は固より、陰陽から遁甲の學、もつと遠く大日教の教義まで知りぬいた人だつた。あゝあの學問の十分の一もおれにはない。
二十年に一度、京の禁中から髮剃り使が立ちます。私もその際、立ちあうたとは申しかねます。が、もう十年も前、御廟へその勅使が立ちました節、尊や/\あなかしこ、近々と拜し奉りました。まこと衰へさせられて黒みやつれては居られますが、目は爛々と見ひらいてゐられました。袈裟をお替へ申しあげるかい添へを勤仕いたしました。末代の不思議――現世の増上慢どもに對してのよい見せしめで御座ります。此ほどまざ/″\と、教法の尊さを示すことは御座いません。 カンボジア ビザ 申請 鷺を烏と言いくろむ - LST│LifeSpaceTime[ライフスペースタイム]ソーシャル情報発信・ライフログツール