| sugitaru • PM |
Jan 06, 2014 2:51 AM
|
|
sugitaru
Posts: 186 |
厳然たる態度で、奥へはいる夫人を、美和子は階段のところまで、案内すると、飛ぶように姉のところへ引き返して来た。
「大方、こんなことだろうと思ったのよ。だから、私いやだったのに、圭子姉さんたら、否応なしに私に押しつけるんだもの。ご免なさいね。でも、二階へ上げて、話した方がいいわ。お店で話しているところへ、前川さんが、ひょっくり来ようものなら、たいへんなことになってしまうじゃないの。だから、私下にいて、前川さんがはいって来たら、善後策講ずるわ。」 子供だと思っていると、一旦緩急の場合には、相当頭の働く美和子の顔を、新子は少し呆れて見つめていると、 「そんなに悲しがることないわ。お姉さん、勇気を出しなさいよ。構わないじゃないの。よしんば、前川さんに、どんなことをしてもらっているにしろ、お姉さんがあの奥さんに、責任を持つことないじゃないの。ねえ、勇気を出して、会っていらっしゃい。下手に、謝ったりしたら、いやよ。堂々と、戦いなさいよ。」 やんちゃなだけに、こうなると頼もしい妹である。 大阪の風俗アルバイト・風俗求人・体験入店が情報満載!『大阪 風俗アルバイト リンク』 |